簡単なフレット磨きの効果、方法! 必要なものから手順まで!
みなさん
こんにちは
ベースやギターのメンテナンスってどのタイミングでやっていますか?
結構弦を交換するタイミングでやられている方が多いんじゃないかなと思うわけですが
そのメンテナンスの際にフレットって磨きますか?
そもそもフレットってどれくらいの頻度で磨きますか?
磨いたことありますか?
今回はフレット磨きの方法や効果について書いていこうと思います
何故フレットを磨く必要があるのか?
フレットを磨く意味というか、磨くことによって得られる効果ですが
・音がきらびやかになる
・チョーキングがしやすくなる
・弦が切れにくくなる
・音の伸び(サステイン)が長くなる
・倍音が出る
・見た目が綺麗になる
といったことが挙げられるかと思います。
フレットを磨くことは見た目がきれいになることはもちろんですが、演奏にも大きく関わってくる重要なことであることが分かっていただけたと思います。
フレットの磨き方 (手順)
用意するもの
研磨材
これはフレットを磨くためのクリームのようなものになります。
人によっては金属を磨くものなら何でもいいという方もいますが、楽器屋で売られているフレット磨き用のものを使うのが安心かと思います。
実際他の金属磨きでも磨けるとは思いますが、そこに関する知識がないまま磨くと物によっては磨きすぎてしまったりするようなことが起こりえますし、そうなったときは取り返しがつかないことになっています。
大切な楽器のメンテナンスですのでその辺はしっかり選んでいきたいですね
ちなみに私が使っているのはこれです。
磨いた後に保護するものもあります。
マスキングテープ
これはフレットを磨く際に指板を傷付けないように保護するためのものです。
金属を磨くということは金属の表面を薄く削るということなので、そんなもので指板をこすってしまうと指板を傷つけてしまいます。
マスキングテープをフレットと指板の境目に貼ることによってそういったことを防ぐことができます。
ちなみにこれは私が使用している物ですが100均で手に入れました。
ティッシュやクロス
これはフレットを磨くために使用します。
全然ティッシュで大丈夫です。
むしろすごい黒くなるので、クロスを使うのは少しもったいないんじゃいかなんて思ってしまいます。
それ用のクロスがあって洗濯して使いまわすって人はクロスの方がティッシュみたいに破れたりとかしなくていいかもしれませんね。
これらが用意できたら実際に磨いていきます。
弦を外す
弦があると磨きにくいのでまず弦を外しましょう。
マスキングテープを貼る
たぶんこれが一番めんどくさいです。。。。
フレット一つ一つにこんな感じでマスキングテープを貼っていきましょう。
私の場合ハイフレットの部分の幅よりマスキングテープの幅の方が広くて半分に切ったりしながら貼っていくので結構時間がかかります。
しかし、ここはしっかり一つ一つ貼っていきましょう。
磨く
マスキングテープを貼り終えたら磨いていきます。
研磨剤の量ですがハンドクリームとかリップクリームを塗るくらいの感覚でほんとに少しで大丈夫です。
私は結構5フレット当たりのマスキングテープの上に歯磨き粉ぐらいの大きさを乗せておいて、そこから少しずつすくい取るようにして使うことが多いです。
1本1本磨いていくのですが
研磨剤を付けてティッシュで1本少しこするだけでもこれだけ黒くなります。
何かちょっと驚いてしまいます。。。。
磨き終えました。
仕上げ
全て磨き終えたらマスキングテープを外して少し乾拭きをしてあげましょう。
ここで仕上げにこういったものを塗る人もいます
サビにくくしてくれたり汚れが付きにくくしてくれたりするものですが、私は使っていません。
ビフォーアフター
フレットを磨く前を間がいた後では輝きが全然違います
左:磨く前 右:磨いた後
ちょっとこの写真では分かりにくいかもしれませんが
実際に見ると写真以上に差があります!(比較画像がパッとしなくて申し訳ございません。。。)
磨きすぎには注意!
フレット磨きは研磨剤を使用して、フレットの表面を少し削ることによってフレットを綺麗にします
つまりたくさん磨くとフレットがすり減っていくというわけです
フレットを定期的に磨くのはいいことだと思いますが、磨きすぎるとすり減ってフレットの寿命も短くなってしまいますので、磨きすぎには注意しましょう
こういうのもある
マスキングテープと研磨剤を用意してというのが大変だという方や
そんなめったに磨くことはないし、とりあえず1回綺麗にすればいいという方は、こういった直接磨くだけで磨いてくれるというクロスも販売されています。
私は使用したことがありませんが、実際どうなんでしょうね
機会があったら使ってみたいです!
まとめ
いかがだったでしょうか
磨き方が分からなかった人もなんとなくわかるようになったのではないでしょうか?
今まで一度も磨いたことがなかった人なんかは結構劇的に変わるのを見て感動するかもしれません
是非これを機に、弦交換のメンテナンスの際にフレットを磨くようにしてみるのもいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは
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