【ZOOM】B1/B1X FOUR とB3nを徹底比較!【ベース用マルチエフェクター】
みなさん
こんにちは
このブログでは以前ベース用マルチエフェクターZOOM B3nを紹介しました。

B3nのメーカーであるZOOMから新しいマルチエフェクターであるB1 FOURが発売されました。
だいぶ人気があるみたいですが、いったい何がB3nと違うのでしょうか?
今回は以前から人気の高いB3nと新しく発売されたB1 FOURを徹底比較していこうと思います!
B1/B1X FOURの特徴
主な特徴として
- 実在モデルを忠実にエミュレートした、9種類のアンプ/キャビネットモデル
- 有名ブティックペダルのモデリングを含む60種類以上のベースエフェクト
(B1 FOUR: 65エフェクト / B1X FOUR: 71エフェクト)- PC/Mac用アプリ「Guitar Lab」から、追加のエフェクト/パッチを入手可能
- 最大5エフェクトを同時使用でき、接続順も自由に並び替え可能
- 50種類のエフェクトパッチをメモリー可能(ファクトリー/ユーザー兼用)
- ボリューム、ピッチ、ワウなど、ベースを弾きながらエフェクトをリアルタイムにコントロールできるエクスプレッションペダル搭載(B1X FOURのみ)
- ベースケースのポケットに収まる、軽量コンパクトデザイン
- 単3アルカリ電池×4本で、18時間の連続駆動が可能
- 最長30秒のフレーズを録音できるルーパー機能
- ルーパーと同期再生できる68種類のリズムパターン
- 演奏環境に合わせて全体の音質を瞬時に調節できるアウトプットEQ
- 音楽プレイヤーなどを接続できるAUX IN端子
- エフェクトの設定を自動的に保存するオートセーブ機能
- Low-B、Hi-Cチューニングにも対応するチューナー機能
- Guitar Labとの接続およびファームウェア・アップデート用USBポート装備
- 電源は単3乾電池の他、ACアダプタ(別売AD-16)、USBバスパワーでも駆動可能
引用:ZOOM
と、挙げられています。
これを参考にしながら比較をしていきたいと思います。
変わらない点
エフェクト数
まず、重要な点となってくる搭載されているエフェクトの数です。
B1 FOUR と B1X FOUR で変わっていきます。
B1Xび関してはB3nと変わらないと言っていいでしょう。
ダウンロードによってエフェクト数を増やしたりすることが可能になっているので、B3nとB1Xでは統一されています。
何が違うのかというとエクスプレッションペダルを使用する、ボリュームのコントロールやワウが使えるかというところになります。
B1X FOURはエクスプレッションペダルが付いているので、ボリュームコントロールやワウを扱うことができますが、B1 FOURにはエクスプレッションペダルが付いていないため使用することができません。
よって最初からB1の方にはエクスプレッションペダルを用いるエフェクトが入っていないので数が異なっています。
B3nであっても結局別売りのエクスプレッションを接続しないとそういったエフェクトは使用できないので、ある種使えるエフェクトの範囲はB1 FOURと同じとも言えます。
AUXとチューナー
B3nとB1/B1X FOURにはどちらにもAUXが付いているので曲を流しながらベースの音を聞いて練習をすることが可能です。
チューナーについて、B1/B1X FOURにはLow-B,Hi-Cチューニングに対応とあって、B3nではできないのではと思ってしまう方がいるかもしれませんが、どちらでもチューニングは可能です。
Low-B:5弦ベースの5弦の音
Hi-C:6弦ベースの6弦の音
その他変わらない機能はありますが、特筆するようなことでは思うので省略します。(気にしなくて大丈夫な点です)
大切なのは異なる点ですね!
異なる点
B1/B1X FOUR と B3n の異なる点ですが、
大きさ
B3n:181 mm(D) X 234 mm(W) X 58 mm(H) 1.28 kg
B1 FOUR:156 mm(D) x 130 mm(W) x 42 mm (H) 340 g
B1X FOUR:156 mm(D) x 216 mm(W) x 52 mm (H) 610 g
となっています。
全体的にFOURの方が小さくなっていますね。
ベースのケースのポケットに収まるサイズと謳っているのも分かります。
全体的に軽くなっているのもありがたいですね。
大きさに関してなのですが、B3nでも十分小さく、ギグバックのポケットに入れることが可能なので(もちろんモノによるとは思いますが)、その点は自分のケース等を把握して考えてみるといいと思います。
電池駆動
B3nでは電池で動かすことができませんでしたが、B1/B1X FOURでは電池駆動が可能になっています。
ACアダプターを気にせず使えるのは大きいと思います。
私はあまり電池駆動が好きではないのであまり利用することはないと思いますが、特に外で演奏したりする方にはありがたい機能なのではないでしょうか?
もちろんACアダプターで動かすこともできます。
ちなみに最大電池駆動時間は18時間です。
スイッチ数
B1/B1X FOURでは小さく軽くなった代わりにスイッチの数が減っています。
B3nではフットスイッチが全部で6つ付いていましたが、B1/B1X FOURでは2つになっています。
これがどう影響してくるかという点についてですが、B3nでは最大3つのエフェクトをそのままの画面でONにしたりOFFにしたりすることができたのですが、B1/B1X FOURでは1つしか操作できません。
もちろん選択されているエフェクトを変えることで操作することはできますが、1つなのか3つ同時なのかとういうところで操作性は大きく変わってくると思います。
例えば、このセッティングのままON/OFFをせずに基本的使うという方は全然問題ないと思いますが、演奏中にエフェクトをON/OFFするという方は1つだけしか変更できないのはちょっと不便かもしれませんね。
同時使用できるエフェクト数
一つのパッチに入れることができる最大エフェクト数という意味ですが、
B3nでは7つ
B1/B1 FOURでは5つ
となっています。
ベースのエフェクターなのでそんなにたくさんつながないという方には5つあれば十分かもしれんせんが、エフェクトとしてコンプを通して、ドライブを入れて、アンプを入れて、キャビネットを設定するといった使い方をすると、もしかしたら足りなくなってきちゃうかもしれませんね。
コンパクトエフェクターを別で持っていて、プリアンプとして使うとか、空間系を少しだけかますなんてる使い方だったらB1/B1X FOURでも十分かもしれませんが、一つだけで完結させようとしている場合には困る場合があるかもしれません。
価格
価格についてですが
同じエフェクト数なのにB3nに比べてB1/B1X FOURはだいぶお安く設定されています。
ZOOM B3n Multi-Effects Processor
ZOOM B1 FOUR Multi-Effects Processor
ZOOM B1X FOUR Multi-Effects Processor
この点においてはとてもコスパがいいように感じます。
あとは操作性等で自分の使い方に合っているか、機能的に十分かというところを比較するのがいいのかなと思います。
一つ思うのは、B1X FOURについては最初からエクスプレッションペダルが付いているのは良いですよね。
B3nは別売りで付ける形になるので、ワウ等を使用する際にはだいぶ使いやすいのではないでしょうか。
※オートワウ等に関してはエクスプレッションペダルがなくても使えます。
OUTPUT数
B3nのOUTPUTの数はL/Rで2つ
B1/B1X FOURのOUTPUTの数は1つ
とB3nの方が多いですが、正直あまり2つ使うことはない気がするので、気にしなくてもいいと思います。
2つあるとライブの際にアンプへの出力とPA卓への出力に分けることができますね。
結構アンプだけに送ってそのLINEが卓に送られているということもあるので、余談だと思ってください。
まとめ
いかがだったでしょうか
それぞれの特徴を捉えることができたのではないでしょうか?
どちらを選ぶかは完全に自分の用途にどれだけあっているかという点になると思います。
予算との相談になるかもしれませんがよく吟味してみてください。
私はやはり使い勝手を考慮してB3nを選ぶと思います。(実際に使用しているというのもあるかと思いますが)

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは
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